住宅性能表示制度について

住宅性能表示制度住宅性能表示制度は法律に基づく制度です住宅性能表示制度について国土交通省により、平成12年4月に施工された住宅品確法の3本柱のひとつで、良質な住宅を安心して取得できる市場を形成するためにつくられた制度。

住宅性能を表示するための共通ルールを定めて相互比較しやすくするとともに、第三者によって、客観的に性能評価を行います。

性能の表示項目には10分野29項目

  1. 地震などに対する強さ(構造の安定)
  2. 火災に対する安全性(火災時の安全)
  3. 柱や土台などの耐久性(劣化の軽減)
  4. 配管の清掃や補修のしやすさ(維持管理への配慮)
  5. 省エネルギー対策(温熱環境)
  6. シックハウス対策・換気(空気環境)
  7. 窓の面積(光・視環境)
  8. 遮音対策(音環境)
  9. 高齢者や障害者への配慮(高齢者等への配慮)
  10. 防犯対策

住宅性能表示を確保するメリット万一のトラブルにも安心専門家のチェックを受け、建設住宅性能評価書を交付された住宅(評価住宅)は、万一トラブルが起きても「指定住宅紛争処理機関」が迅速・公正に対応してくれるので、安心!

住宅ローンの優遇建設住宅性能評価書の交付を受けた住宅は、民間金融機関や公共団体の住宅ローンの優遇があります。

地震保険の優遇評価された耐震性能の等級に応じた地震保険料の割引などがあります。

耐震等級 割引率
等級3=30%
等級2=20%
等級1=10%

関連サイト「住まいの情報発信局」サイト (住宅性能表示制度)
国土交通省
住宅性能表示制度の公式情報