H.K 2007年 新卒入社

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製造 H.K 2007年 新卒入社

失敗していいから、挑戦しなさい。
他社に真似できないものを作るため、常にチャレンジする

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入社時期と理由を教えてください。
2007年の4月に新卒として入社しました。やりたいことを見つけたいと思って、関東の大学に進学しましたが、やりたいことを見つけるのはそう簡単ではなく、一旦富山に戻ってきました。そこで運命的に三芝硝材と出会い入社しました。
こんな入社理由ですが、気がついたら13年以上三芝硝材にいます。後付けのような理由になってしまいますが、これがやりたかった仕事なのかもと思えるようになりました。(笑)

今の仕事内容について教えてください。
合わせガラスの合わせ工程全般に携わっています。合わせガラスはガラスとガラスの間に特殊な膜を挟み込んで接着していきます。挟み込む素材やガラスの大きさにあわせて、何を使用してどうやって合わせるのかを検討して、安全なガラスに仕上げていきます。
そのため、普通のガラスでは難しい大きな建築用ガラスや自動車のフロントガラスなどに採用されています

役職についてからの心境の変化は?
合わせの製造ラインは40人くらいが在籍していると思います。課で見ると8人ほどですが、私自身29歳の頃に課長になり、今まで以上に周りのスタッフの事を考えたり感じたりするようになったかなと思います。
部下の健康や表情は特に気にかけるようにしていて、いつもと何か違う感じがしたら声をかけるようにしています。あとは若い世代も多いので、意識的にコミュニケーションを取るようにしていますね。
それと、後輩達も徐々に仕事を覚えていき、成長をしていくのが目に見えるのは面白いですね。昔はおとなしかった子が今では自分からミーティングをやりたいという申し出をするようになってきてとても嬉しいです。親心みたいですよね。(笑)

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今後の展望はありますか?
業務の一貫として、部のみんなが実際の施工現場を見られるようなフローを確立したいと思います。私たちはガラスを作っても施工中の現場に同席したり、実際に設置された現場を見に行ったりすることはほとんどありません。自分たちの作ったガラスがどういった建築物になるのかを見る機会が少ないです。

施工現場の写真はみんなに回覧しているのですが、写真では伝わり難かったり、感じ取れなかったりする部分もあるので、実際目で見て、「ガラスを作ることが目的じゃなくてそれが有名な建築物に使われて、こんなにスゴイものが出来てるんだ」というのを感じてくれたら、自分の仕事にももっとやり甲斐を持てるかなと思っています。

いままでで印象的なエピソードはありますか?
お客様から過去に製造したことのない難易度の高い製品を依頼され、みんなで一致団結して作り上げたことですね。私たちは難易度の高い依頼でも断らないで「まずはやってみる」という考え方なので、どうやったらできるかをみんなで試行錯誤してトライアンドエラーを繰り返しました。

結果、みんなの努力もあり、お客様のご要望どおりのものを納品でき、私たちもチーム力が高まったと思いますし、思い出深いですね。

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三芝硝材はどんな会社でしょうか
社長からも失敗していいから、挑戦しなさいと言われるような、チャレンジ精神旺盛な感じの会社です。そうしたチャレンジを続けて来たからこそ、他社には出来ないようなガラスを実現してきたのだと思います。こちらの意見も積極的に取り入れてくれる会社のため、スタッフ全員がいい会社を作っていける会社だと思います。

最後に、どんな人がこの仕事に向いているでしょうか。
発想力豊かな人は大歓迎ですね。先日、合わせガラスとして、自分のお母さんが着ていた着物を挟みこみたいという要望があったんです。これはスタッフからの要望だったのですが、すごく斬新だし、とても粋な図らいだと思うんです。

ガラスに挟めるのはフィルムだけではありません。それに、まだやったことのない「こういう事は出来ないだろうか?」という発想や提案力があるとこの仕事を更に楽しめるのではないかと思いますね。

そうした発想は業務の改善にもつながってくると思います。まずは仕事を慣れていくことが重要ですが、徐々にでも新しい視点での考えをガンガン言ってもらえたら嬉しいですね。

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