合わせガラス

合わせガラス合わせガラスは様々な優れた機能を持ちますが、特にガラス事故を防ぐ安全性の高さにより、「ガラスを用いた開口部の安全設計指針(昭和61年5月31日付 住指発第116号・117号)」において、安全設計の必要性が高い建築物・建築部位に使用するべき「安全ガラス」に指定されています。


合わせガラス右の写真は、重量45kgの鉛入りバッグを振り子のようにしてガラス板にぶつける「ショットバッグテスト」です。ご覧のように、フロートガラスではひとたまりもない強い衝撃にも、合わせガラスなら耐えられます。シート状の中間膜を板ガラスで挟んで加熱圧着した合わせガラスは、自動車のフロントガラスや、各種の建築に使用されています。

特長

●飛散防止
地震・衝撃・爆風などでガラスが破損しても、破片が中間膜に強く付着し、飛散しません。ガラスが人体を傷つける事故を防ぎます。

●防犯効果
バールなど鋭利な道具を用いても、突破には長時間を要し、大きな音がするので、侵入防止に効果を発揮します。

●UVカット
高い透視性を保ちながら、人体や物品に有害な紫外線のみを、99%以上軽減させます。

●貫通防止
金属製のシャッターよりも高い耐貫通性を持つので、台風時の暴風雨や飛来物から室内を守ります。

●防音効果
単板ガラスではほとんど遮音されない人の耳に不快な2,500ヘルツ近辺を含めて、あらゆる周波数帯に対して防音の効果があります。

ガラスデータ

製作最大サイズ PVB合わせガラス3mx12m(国内最大サイズ)
EVA合わせガラス3mx10m

構成図

合わせガラス 構成図